スクラム研修 事前セルフアセスメント
このセルフアセスメントで、私が記載した参考文献やチュートリアルと全く関係のない回答をされる方が多くいらっしゃいます。この練習では、参加者のみなさんが考えるスクラムは、Ken Schwaberや他のアジャイルソフトウェア開発宣言の著者が表明している内容と異なる可能性がおおいにあることを念頭においてください。今一度、ご自身が見てきたスクラムではなく参考文献やチュートリアルをご覧になった上で、質問にご回答ください。 ネットにはアジャイルやスクラムに関して多くの間違った情報があふれています。間違った情報に出会うたびに訂正していこうとすると、かなりのトレーニング時間が潰れてしまいます。 そのため、参照元は
- アジャイルマニフェスト4つの価値
- アジャイルマニフェスト12の原則
- リファレンスカード
- スクラムガイド
の4つに限定したいと思います。
トレーニング中にLeSSを参照しますが、現時点では必要ありません。もし、みなさんの回答がこれらの参照元以外で見つけられたものであれば、我々が採択する回答ではない可能性が高いです(例えばベロシティなど)。
- もしチームが、フィーチャーのコーディングを100%終えていて、80%テスト終えているとします。チームは何パーセント仕事が終わっていると言えるでしょうか?ヒント:あなたの組織で実現可能かどうかは考えずに、スクラムが理想としている状態を答えてください。フィーチャーは何%完成しているといえるでしょうか?(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムでは、チーム部外者(例えばステークホルダー)に対して、進捗をどのように可視化するのが望ましいでしょうか?(スクラムリファレンスカードかアジャイル宣言の背後にある原則を参照してください)
- フィーチャーチームとコンポーネントチームの違いをどのように判別できますか?どちらの方がアジャイル でしょうか?(スクラムリファレンスカードの「複数チーム」を参照してみてください)
- スクラムのフィードバックループが機能している状態が数ヶ月続いた場合、プロダクトバックログのアイテムは増えるでしょうか、それとも減るでしょうか?(スクラムリファレンスカードの「スクラム イベント」を参照してみてください)
- あなた、もしくは周りの人たちが従来の開発方法で経験した制約や制限事項はありますか?
- 従来のアプローチとアジャイル なアプローチで異なる点は何でしょうか? (アジャイル ソフトウェア開発宣言、スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- 「アジャイル宣言の背後にある原則」のなかで共感できるものがあれば、3つあげてください。
- 「アジャイル ソフトウェア開発宣言」のなかで共感できるものがあれば、2つあげてくだささい。
- スクラムとは何でしょうか?(スクラムリファレンスカードを参照して頂いても良いですが、ただ回答を写すのではなく、あなたの解釈を答えて頂けると幸いです)
- スクラムのイベントそれぞれの目的をあなたの言葉で答えてください。*イベントの目的なので、なぜスクラムにそのイベントが必要なのかを書いてください。イベントでやる事や構造は書かないでください。(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムで定義されている役割のそれぞれの責任について、あなたの言葉で答えてください(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムチームは最終的にどのように1スプリントでする仕事量を決めるのでしょうか?(スクラムリファレンスカードの「スクラム イベント」を参照してみてください)
- スクラムの定義では、誰がチームを管理するのでしょうか?(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムの定義では、最初のスプリントでチームは何に挑戦するべきなのでしょうか? (スクラムリファレンスカードの「スクラムについて」を参照してみてください)
- ソフトウェアを構築する為に、スクラムチームには具体的にどのようなスキルが必要でしょうか?(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- 推奨されている典型的なスプリントの長さは?(スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムではスプリントの最長期間は定義されていますか (スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スプリントはいつ終わりますか? (スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- スクラムにおいてテストに責任を持つのは誰ですか? (スクラムレファレンスカードを参照してみてください)
- 厳格な見積もりはスクラムで重要視されていますか? (スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- 進行中(WIP)の仕事は少ない方が好ましいことを考えると、どれくらいの期間で1つのプロダクトバックログアイテムを完成させられるのが好ましいと言えるでしょうか? (スクラムリファレンスカードの「アーチファクト」を参照してみてください)
- プロダクトバックログのアイテム(PBI)はどのイベントでスプリントに持ち込まれるべきでしょうか? (スクラムリファレンスカードを参照してみてください)
- 柔軟性を最大化する為に、どのイベントで最終的に個人が取るタスクを確定するのが好ましいでしょうか?
- スクラムやアジャイル に関して、質問、課題、疑問などはありますか? ご自身でメモをしておいて頂き、トレーニング参加者用のSlackに登録がされましたら、Slackにてご質問ください。