認定LeSS基礎研修(CLB)(Certified LeSS Basics)

大規模スクラム(LeSS)とは、複雑なプロダクト(典型的にはソフトウェア)を複数のチームで開発するためのアジャイルなアプローチです。LeSSはスクラムにインスパイアされたものです。ただし、スクラムガイドが適するのは12人以下の会社のみですが、LeSSは20人、200人、または数千人規模の会社の問題にも対応しています。LeSSを用いれば、真のアジリティーつまり、事実が明らかになっていくにつれ、それを学習し、適応していく組織の能力ーを向上させることができます。

Certified LeSS Basics Badge

認定LeSS基礎研修(CLB)は、既にスクラムやアジャイルをご存じの方を対象とした1日のLeSS入門講座です。参加者は、既に認定スクラムマスター研修(CSM)を修了しているか、あるいは本講座の受講前にCSMのトピックについて自習していることが望ましいでしょう。

本講座に含まれるトピック:

  • 事実が明らかになっていくにつれ、それを学び、適応する能力を身につけると決定した組織のポリシーや構造に生じる変化とは
  • 作業チームと顧客価値をより直接的に結びつける方法
  • エンドトゥエンドのサイクルを短縮し、顧客ニーズへの適応を速める方法
  • フィーチャーチームとコンポーネントチームの違いとは
  • 複数チーム間で、同期されない依存関係を無くす方法
  • 複数チームの企業では「Doneの定義」がどのように異なるか
  • 複数のチームで、プロダクトバックログの改良・スプリントの計画・スプリント中の協働・プロセスの順応を共に行う方法
  • チーム数が9以上の場合に異なる点
  • LeSSにおける役割とは。誰が何をするのか。

MJ Tokyo CLB Class

本講義は、所要3日間の認定LeSS実践者研修(CLP)とは異なることにご注意ください。

本CLB研修の担当者は、スクラムマスターチェックリスト(及び、その他日本語で利用可能な多数の情報源)の著者であるMJ、及びアジャイルコーチの榎本明仁氏です。榎本氏は現在、複数チームを有する二つの組織と共に働いており、その中には消費者向けロボットを開発する企業へのLeSSの適応が含まれています。

Aki writing 次回のCLB研修はCSM研修に統合されるため、全3日間の行程となります。

https://seattlescrum.com/calendar

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