シーン5: プロダクトオーナーの役割を誤ったまま果たすことは、なぜ不可能なのでしょうか？

チームアウトプットオーナーは、途中で行き詰まる運命にある。

なぜなら、彼らは、大きなビジネス上の決定権を持たない仲介者に過ぎない。

それなのに、自分がコントロールできないことに対して「責任」を求められることがある。

そして要求エンジニア、ビジネスアナリストやプロジェクトマネージャーになってしまうリスクに晒される。

彼らが行うのは、詳細な要件定義としての完璧な「ユーザーストーリー」を描き、できるだけ完璧に明確化する仕事かもしれない。

チームの連携調整、依存関係の調査、管理、進捗報告かもしれない。そして、チームに対してより一層のアウトプットを求めることも。

彼らは組織内のプレッシャーに晒され、アントレプレナーとしてふるまえない場合もある。

プロダクトオーナーが要求エンジニアリングを担当するビジネスアナリストになることなど、私は全く想像していませんでした。

– ケン•シュウェバー